石黒のテストサイト
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Tilla Earth for Bridal について
八重山諸島の石垣島で生まれた「TILLA EARTH」のブライダルコレクションは、南国の自然をモチーフとしたデザインのリング。そこに、遠い昔からこの地に伝わる「八重山ミンサー」に込められた切ない想いを受け継ぐことで、永遠に続く愛の物語を表現しています。
八重山ミンサーのお話
遠い昔、八重山地方に伝承され発展した「八重山ミンサー」とは、「綿(ミン)」で織られた、幅の「狭(サー)い」帯のこと。その歴史は、まだ通い婚が風習にあった頃、愛の言葉を口に出す事が憚られた時代に遡ります。 女性たちは、海を超えてやってくる再会が待ち遠しい人への「いつの世までも、仲睦まじくあなたと居たい。足しげく私の元へ通ってほしい」という想いを込め、帯を織りました。五つと四つの模様に「い(五)つの世(四)」を、「ヤシラミ(ムカデ)」の短く連続した横縞柄には「足しげく」を、濃い藍色には「愛を重ねる」という想いを託して。
デザイナー 平良佳保里
私が、このせつない想いの詰まった模様と初めて出会ったのは、15年ほど前に、初めて沖縄県石垣島に訪れたときのことです。当時はまだ結婚前。主人の生まれ故郷の石垣島に初めて連れてきてもらったとき、空港をはじめお土産物のパッケージまで、至る所で目にする5つと4つの模様に、「愛しい人とずっと一緒にいられますように」という意味が込められていると知ったのは、この旅の途中でした。